漫画感想・レビュー

オカルト・ホラー漫画

ホラー漫画『魔犬 ラヴクラフト傑作集』感想―異世界の扉を開く闇の門

魔界の入り口。それは傍らに立つ人間を引き寄せずにはいられないもの―。田辺剛さん描くホラー短編集「魔犬」。ホラー小説の雄・ラブクラフトの描いた小説を、漫画化したものです。私はホラー小説もホラー漫画も好きですが、ラブクラフト作品についてはあまり...
ミステリー・サスペンス漫画

漫画『ゴルゴ13 ACT-X』184巻感想―これぞゴルゴ!な醍醐味満載の一冊

さいとう・たかを先生の代表作の一つ「ゴルゴ13」。久しぶりに単行本を読みました。手に取ったのは第184巻の「ACT-X」。200巻も間近?表紙のバックは香川県のサンポート高松地区。ゴルゴの舞台が日本だと何となく嬉しい。
ファンタジー漫画

マンガ版『ゼルダの伝説』感想―石ノ森章太郎描くリンクの旅

石ノ森章太郎(旧ペンネーム:石森章太郎)さんと言えば、手塚治虫さん・藤子不二雄さんらと並んで一時代を築いた、大御所の漫画家さん。『サイボーグ009』『仮面ライダー』『幻魔大戦』『人造人間キカイダー』と、著名な作品を挙げれば枚挙にいとまがあり...
ドラマ・恋愛

漫画『HUMANITAS ヒューマニタス』感想―過酷な戦いに挑む三人の戦士を描く短編漫画集

いつの時代にも、過酷な闘いに挑む戦士たちがいる―。異なる時代を生きる、三人の戦士たちを描いた短編集。山本亜季さん描く全1巻完結漫画「HUMANITAS ヒューマニタス」です。刀を構える少年。その鋭い瞳には何が映っているのか―。
SF漫画

「サラメシ」で見る「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の制作現場

NHKで放送中の「サラメシ」にて、漫画家・太田垣康男さんの職場が紹介されていました。太田垣康男さんは私も大好きな漫画家さん。「MOONLIGHT MILE」「機動戦士ガンダム サンダーボルト」と愛読しています。いつもは漫画感想を書いている本...
学園もの漫画

漫画『雑草たちよ 大志を抱け』感想―やさしさが、輝ける瞬間

ひっそりと咲く地方高校の女子高生たち。その胸に、大きな志とあたたかな心を抱いて―。池辺葵さんの1巻完結漫画「雑草たちよ 大志を抱け」を読みました。漫画の主人公は目が大きくてキラキラしているのが王道ですが…。ちょっと地味目な(失礼)少女たち。...
SF漫画

漫画『スターダストメモリーズ』―宇宙の謎と神秘が詰まった星野之宣のSF短編集

宇宙に進出する人類。彼らがその深淵で見たものとは―?星野之宣さんのSF漫画と言えば「2001夜物語」が超有名ですが、その他にも数多くのSF作品を描かれています。この「スターダストメモリーズ」もその一作。バラエティ豊かな短編SF漫画が詰まった...
ドラマ・恋愛

漫画『小僧の寿し』感想―食べ物と愛さえあれば!勝田文の短編集

しあわせも、苦しみも、きっと乗り越えられる。そう、おいしいごはんがあれば―!「マリーマリーマリー」でおなじみ、勝田文(かつた・ぶん)さんの短編集「小僧の寿し」のレビューです。「小僧寿し」じゃなくて「小僧の寿し」。暖簾をくぐる女性の左下にちょ...
ドラマ・恋愛

漫画『ちづかマップ』レビュー:読むとおでかけしたくなる!街歩き漫画

地図を握ったら、街へ飛び出せ!そこにはきっと、見たことのない風景がある。衿沢世衣子さんのポップな雰囲気が存分に楽しめる、街歩き漫画『ちづかマップ』のレビューです。地図を片手に、今にもこちらに向かって駆け出してきそうな女の子が、主人公の鹿子木...
ドラマ・恋愛

漫画『白い街の夜たち』感想―あふれるトルコ感にのせて描く女性たちの成長と

親日の国としてよくその名を耳にするトルコ。トルコアイスやドネルケバブ、サバサンドといったトルコ発の食文化も、今やすっかりお馴染みとなりましたね。でも改めて「じゃあトルコの特徴って何?」と聞かれると、ちょっと詰まってしまいます。大統領の権限な...
ドラマ・恋愛

漫画レビュー『海月と私』ほっこり旅館コメディ…からのサスペンス展開!

青空のもと、爽やかに仕事をする板さんと女性。二人は恋人ではなく、雇い主と従業員という関係。しかしそこには、ちょっとした秘密が…?麻生みことさんの『海月と私』全4巻。ほっこり旅館コメディ、からの急展開が面白い!隠れた名作漫画です。以下、『海月...
ドラマ・恋愛

萩尾望都短編集『山へ行く』感想―短編『くろいひつじ』は必見の一作

1970年代から『ポーの一族』『トーマの心臓』『11人いる!』など、ヒット作を多数世に送り出されている漫画家・萩尾望都さん。その短編集のひとつ『山へ行く』の感想・レビューです。自分は少女漫画を積極的に読み始めのはここ最近。なのでそこまで萩尾...
スポーツ漫画

漫画『のぼる小寺さん』感想―金髪女子高生が見せるボルダリング魂

全4巻で完結、珈琲さん描くボルダリング漫画「のぼる小寺さん」を読みました。「小寺さん」は「こでらさん」ではなく「こてらさん」です。汗を滴らせながら、ひたすら上を目指す金髪少女が小寺さん。ちなみに金髪は漫画的な比喩表現ではなく、ホントの金髪で...
SF漫画

漫画レビュー『おとうふ次元』現代の常識は未来の非常識?SFコメディ

未来からきたタイム・トラベラーが現代世界で遭難、というのは時間ものSFの王道パターン。時間漂流者は本来その世界に存在してはいけないので、歴史が変わらないよう細心の注意を払って行動します。しかし現代の科学・文化レベルが、未来人の想像を超えて低...
SF漫画

漫画『ウルトラセブン(桑田次郎版)』感想―力強い”黒”と流麗な線が産む、迫力と怖さ

昔ヒーローものの漫画を読んで、ものすごく怖いシーンが記憶に残っていました。それが何の漫画だったかずっとわからなかったのですが、最近ようやく判明。桑田次郎さんの漫画版「ウルトラセブン」です。赤・白・黒の装幀が美しくも強烈なインパクトを放つ、桑...
SF漫画

漫画『宇宙のプロフィル』感想―バラエティ豊かな本格SFオムニバス

これは良質なSF漫画!SFオムニバス「宇宙のプロフィル」を読みました。講談社ヤングマガジンコミックスより全1巻で刊行されています。作者の「こがたくう」さんは本作がデビュー作だそうです。お名前は「こがた・くう」さん?それとも「こが・たくう」さ...
SF漫画

漫画『神星記ヴァグランツ』感想―麻宮騎亜作、懐かしのSF・ファンタジー

懐かしのSF・ファンタジー漫画「神星記ヴァグランツ」。現在は絶賛絶版中ですが、「かつてこういう漫画もあった」という記録のために。ストーリーはヴォクソール・プロ、作画は後に「サイレント・メビウス」を描く麻宮騎亜(あさみや・きあ)氏。当時は知り...
ドラマ・恋愛

漫画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』―少女の心の叫びが突き刺さる全1巻

全1巻完結ながら、何度読んでも心の奥底を刺激される漫画。押見修造さんの「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。この漫画はできれば予備知識無しで読んで欲しいところですが、読む前にもう少し詳しい内容知りたい、という方は以下ご覧ください。
SF漫画

SF漫画『Silent Blue』感想―水の底に眠る真実を求めて

「水」をテーマとした作品を多数手がけている漫画家、安堂維子里(あんどう・いこり)さん。安堂さんの全1巻完結SF漫画、「Silent Blue(サイレントブルー)」を読みました。舞台は現代ですが、ジャンルとしてはSF・ファンタジー、でしょうか...
コメディ漫画

漫画『ハルロック』―電子工作が世の中をやんわり救う!ライトな理系コメディ

西餅(にしもち)さん描く「ハルロック」。電子工作が大好きな女子大生が主人公のコメディです。講談社モーニング誌に2014~2015年にかけて連載。全4巻完結済みです。ちょっと眉毛に特徴のある主人公・ハル。左手に持っているのは…半田ごて?半田ご...